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第15日:維新勤王隊列衣装渡し

October 15, 2018

 時代祭もあと2週間と迫った10月8日午前9時、平安神宮にある時代祭の衣装収蔵庫の前では平安講社第八社の役員、音楽指導員さん達により衣装渡しの準備が進められていました。

 衣装渡しとは、維新勤王隊の隊列に参加する隊士に衣装を渡す行事のことです。



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Photo by 立命館大学時代祭応援プロジェクト


 衣装を収蔵庫からだし、まず平安神宮の回廊にござを敷いてから並べてゆきます。衣装がどのように並べられるのかというと、平安講社第八社は、講社の中で、朱雀第1学区~8学区に分類されているのでその学区ごとに並べました。

 衣装は、着物なので畳紙に包まれています。畳紙には、昨年の時代祭にでる予定だった方の名前や身長や足のサイズが書かれた紙が貼ってあり、それを今年のものに張り替え、衣装のサイズを確認してゆき、刀や陣笠など衣装一式を並べてゆくという作業を行います。

 そこで、私が驚いたのは中高生の一年の成長スピードです。サイズの確認の際昨年の紙と今年の紙を見比べていたのですが1年に10㎝背が伸びている隊士が多くいました。同じ子が今年も隊士として参加するから「じゃ今年も同じ衣装で!」というわけにはいかないのも中高生で主に構成されている維新勤王隊の特徴ではないでしょうか。

 また、長年参加されている方の陣笠や衣装には名札がついてあるものもあり、マイ衣装なるものがあるかたもいらっしゃいました。



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Photo by 立命館大学時代祭応援プロジェクト


 すべての着物が並べられ、そして大刀・小刀・陣笠・足袋・鉢巻などを1セットとした当日の装束のセットが約2時間で完成しました。完成したセットは各学区の役員さんによって車に積み込まれて運ばれてゆきました。

 私たちが、お手伝いさせて頂いたのはここまでです。このあと、各学区の役員さんが隊士に衣装を届けたり、役員さんの自宅に衣装を隊士が取りに行ったりする形で衣装が隊士の手元へ行き渡ります。

 ミニコラム「衣装のサイズはどうなっているの?」

 維新勤皇隊には、中学生から、社会人まで幅広い年齢の方が隊士として参加されます。ということは、身長も140㎝ぐらいの子から180㎝を超えるかたまで本当に色々な体形の方が参加されます。

 そこで問題になってくるのが衣装のサイズですが、サイズは大・中・小・特大の4種類しかないのです。それでも、「着る衣装がない、どうしよう」とならないのは衣装が着物で、服が比較的体に合わせてくれるという性質があるからでしょう。


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