第5日:六撰会 虫干し(前編)

October 5, 2018

 今日からは2日連続のお話です。前編は六撰会、後編は考証委員会についてをお届けします。

 以前は、平安講社第八社維新勤王隊列の虫干しのインタビューでしたが、今回は六撰会の方が行う虫干しに参加させていただきました。六撰会は通称で正式名称は伝統服飾工芸共同組合といいます。時代祭だけではなく、京都の三大祭の一つである葵祭でも活躍する装束の専門家です。

 今回虫干しを行なった時代列は華やかな十二単を着た清少納言や紫式部がいる平安婦人列、坂本龍馬などがいる維新志士列などです。

 平安講社第八社の維新勤王隊列は男子のみの参加であり、鼓笛演奏があることから学区全体で練習し、虫干しも維新勤王隊列の隊士服などを講社自らされています。しかし、毎年時代祭の列に参加する学区では持ち回り式でくる列もあります。その場合、前回時代祭に参加した時から20年、長ければ50年以上も関わる機会がないこともあるのです。



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Photo by 立命館大学時代祭応援プロジェクト


 また、先程お話した紫式部などの平安婦人列や坂本龍馬などの維新志士列は他の講社とは違い、京都市の学区ごとに分かれたものではありません。平安婦人列は芸妓さんの集まる花街の連合と京都市地域女性連合会の方でこれも持ち回り式で行なっているのです。そのほかにも講社ではなく、京都市の自治組織が参列している例もあります。

 この虫干しで六撰会の皆様が集まって、衣装の直したほうがいい箇所などを見つけるなど衣装の確認を行います。時代祭の当日は朝早くから衣装の着付けを行います。人数が多く、衣装の着付けも難しい場合は人手が足りないので、その前日などに参加される方の家族の方に着付けの方法も教えていらっしゃるそうです。

 後編は考証委員会の先生に伺ったお話です。


#虫干し #装束