第7日:時代祭行列がパリを巡行していた!?

October 7, 2018

 今から60年前の1958(昭和33)年、京都市はパリ市と友情盟約を締結しました。両市は歴史・文化芸術・国際観光都市として数多くの共通点があり、半世紀を超えて多彩な分野で交流を深めてきました。

  今日は、1998(平成10)年7月25日(土)にパリ・京都友情盟約締結40周年を記念し、時代祭風俗行列が、初めて海を渡ってパリを巡行したことについてご紹介します。

  時代祭風俗行列は、当日午後6時にパリの中心部カルーゼル凱旋門を出発し、 チュルリー公園からコンコルド広場を抜 け、マドレーヌ寺院やオペラ座の前を通りルーブル美術館に至るコースを約2時間かけて巡行しました。なんと心躍るルートなのでしょうか!この巡行には、京都市民約400人と留学生や日本企業の社員といったフランス在住の日本人とフランス人約260人の総勢660人が参加しました。当日のパリは快晴、心地よい週末の一日で、3.5キロメートルにわたる巡行の沿道には、約20万人が集まり、千年余りにわたる時代の衣装絵巻に酔いしれました。



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Photo by 京都市HP http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000067484.html


  筆者は、実際にその行列の参加者にお会いし、その時の感想を伺うことができました。その方は、 「集まってくれた人々が、私たちに敬意を表して見物してくれていることが感じられ、代表として参加できたことを誇りに思う」と述べられました。フランス好きの筆者としては、いつの日かまた、時代祭風俗行列がパリを巡行する日が訪れることを願うばかりです…!

 
ミニコラム「衣装の着替えはあの場所で…?」

  お話を伺った参加者の方によると、衣装の着替えは、なんとルーヴル・ピラミッドの地下で行われたそうです。厳密な歴史考証が繰り返され再現された衣装を身にまとった彼らが、近未来的な大建造物から姿を現す光景には目を見張るものがあったことでしょう。


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